11月9日・10日につくばカピオで行われた「サイエンスコラボ2013 科学と環境のフェスティバル」に参加しました。
これは「つくば科学フェスティバル」「つくば環境フェスティバル」「つくば3Eフォーラム」を合同で開催する科学のイベントです。
つくば市内の小中学校・高校、各研究機関が出展し、環境保護にまつわる展示や、科学の実験や工作を体験するコーナーなどが設けられました。
ミニ万華鏡づくりや多面体づくり、超伝導を利用したコースターなど、科学を身近で感じられるよう工夫をこらした内容に、子どもも大人も楽しむ姿が見られました。
つくば国際戦略総合特区で藻類バイオマスエネルギー実用化プロジェクトを進めている筑波大学の渡邉・彼谷研究室も出展しました。
同研究室が用意したのは「藻類すくい」。
藻類が培養されている水をすくって、顕微鏡で見てみよう、というものです。
今回使用した水槽は実際に実験で使っている培養装置を小さく設計したもので、一見すると金魚すくいさながら。
多くの子どもたちがこの藻類すくいにチャレンジしました。
そして顕微鏡でボトリオコッカスやイカダモを見つけると、「きれい」と歓声があがりました。
また同研究室のブース内には当特区のパネル展示も行い、藻類オイルの抽出や、農地での実証実験の取り組みなどについてご紹介しました。
訪れた人からは「藻類オイルについては聞いたことがあったが、つくばでこのような取り組みをしているとは知らなかった。期待したい」などの感想をいただきました。