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Project2 生活支援ロボットの実用化 取組内容

Project2 生活支援ロボットの実用化 取組内容

「ロボット安全試験センター」を軸に、技術面における安全性の確認や、実証実験を通したその効果・課題の検証を行っています。ロボットの開発から安全認証に至るまで切れ目の無い体制を構築し、生活支援ロボットを国内外の市場に本格投入することを目指します。

ロボット安全試験センター

ロボット安全試験センターには、様々な試験装置が整備されており、研究機関や企業によって開発されたロボットに対して安全性試験を行っているほか、各種の依頼試験にも対応しています。

 

 

 

安全性の国際規格確立に貢献

平成26年2月、生活支援ロボットの安全性に関する国際規格であるISO13482が正式に発行されました。これは、ロボット安全試験センター(旧:生活支援ロボット安全検証センター)における安全性の試験技術や検証方法などの成果を採用しており、日本発の国際規格とも位置付けられるものです。こうした実績を重ねながら、ロボット安全試験センターが、国内認証機関と共に国際的なロボットの試験機関として機能するよう目指しています。

<ISO13482認証された製品例>
RT. ワークス(株)「ロボットアシストウォーカーRT.1、・ロボットアシストウォーカーRT.2」、CYBERDYNE(株) 「HAL 作業支援用(腰タイプ)、HAL 介護支援用(腰タイプ)、HAL 自立支援用下肢タイプ」、シャープ(株)「SURVEILLANCE ROBOT (SHARPSV-S500)」、(株)ダイフク「エリア管理システム」、日本精工(株)「ガイダンスロボット LIGHBOTTM」、パナソニック(株)「リショーネ、リショーネ Plus」、本田技研工業(株)「Honda 歩行アシスト」、マッスル(株)「ROBOHELPER SASUKE」 など

生活支援ロボットの実証研究

生活支援ロボットの実証研究

<これまでの実績>
・「 生活支援ロボット安全検証センタ-」の稼働(平成22年度~)
・生活支援ロボットの実用化に向けた実証研究の実施(平成22年度~平成24年度)
・「つくばモビリティロボット実験特区」を活用した公道走行による実証(平成24年度~平成27年度)
・ロボット介護機器開発・導入促進事業(平成25年度~)
・安全性評価基準の確立及び国際標準(ISO13482)の提案・発行(平成25年度)
・安全認証施設を稼働し、各種ロボットの認証開始(平成26年度~)
・安全認証を受けたロボットの市場への本格投入(平成27年度~)
・第13回産学官連携功労者表彰 内閣総理大臣賞 受賞
(事例名:「生活支援ロボットの安全検証技術の開発と標準化」)(平成27年度)
・「生活支援ロボット安全検証センター」が日本自動車研究所に移管され、「ロボット安全試験センター」として運用開始(平成30年度~)

<今後の取組>
・安全認証を受けたロボットの市場への普及促進
・新しい活用方法や、公共の場で活用する仕組みのモデルの創出・発信


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